山で生きることだけ決めた

それ以外はとことんブレます

触ると不気味に変色するきのこを食べた。

ついにこの時がやってまいりました。
自分で採ったきのこを食べるのです。
雨続きで林床が湿っているからか、森の中はすでにきのこ帝国。

初心者すぎるので、ある程度狙いを定めて採取することにしました。
まずはイグチ科です。
イグチ科のきのこは、人間が食用に供しても比較的安全な仲間と思われていたこともあり、毒性の強いテングタケ属のような有毒種と混同するような要素も少ないので、キノコ狩りの初心者にとっても好適なものであるとされてきた。目の細かいスポンジのようなかさの裏面・一般に太くて丈夫な肉質の柄の質感などによって、ハラタケ類に属する種との識別も比較的たやすい。
ここまで読んで喜んでいると、次の文が続きます。
しかし、日本以外のイグチ科のきのこによる死亡例や、日本における有毒種ドクヤマドリの存在などを鑑みれば、イグチの仲間だからと言って安易に口に入れることは避けるべきである。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/イグチ科

急に緊張してきました。
食べる前から腹が痛くなりそうです。
(僕は致命的に腹が弱い)

今回、素人ながらにイグチ科だろうと判断したきのこがこちらです。

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まず、全体的に黄色いのですが、ところどころ青黒くなっていています。傘も柄もぽってりとしており、食べ応えはがありそうです。

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しかしこのきのこ、触ると急に変色するんです…不気味です。


気を取り直して、図鑑を使って同定します。
気持ち悪いかどうかはこの際どうでも良いのです。

わかる!図鑑9 きのこ

わかる!図鑑9 きのこ

似ているきのこは載っているのに、色が急激に変わるこちらのきのこは無さそうです。
ならばこちらの本です。
食べられるキノコ 200選

食べられるキノコ 200選

ありました!!!!!

色が変わるという特徴そのままに、
その名もイロガワリ。
食べられるきのこで間違いなさそうです。

きのこの調理法を何も知らないので、こちらを参考にさせていただきました。
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塩水につけること10分。
なんか青い汁出てきました。
この成分ほんと何なの?

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うわぁ…なんか青い。
気持ち悪いぞ…
これを美味しそうだと思えるほど僕のメンタルは強くありません。

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煮込むこと10分。
なんだか色が良くなってきましたよ!
お腹が空いてきたーーーー!

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できました。ぷりぷりです。匂いも悪くありません。すかさず実食。











美味い。





自分で採ったという事実により、美味しさも3割増しです。
(食べてから数時間経っているので、食中毒もなさそう)


ちなみに綺麗だしプリプリしてて美味そうだ、と思って採ってきたこちらのきのこはドクベニタケでした。

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あぶねー!




頑固おやじの自販機

変な自販機を見つけました。
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その名も頑固おやじの自販機
こんなにも自己主張が強い自販機を未だかつて見たことがありません。


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「となりに、どんな自販機が来ようと  い・ろ・は・す  は、100円じゃ!」

こりゃー相当頑固です。

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「わしゃ水道水は飲まん  い・ろ・は・すじゃ」
頑固にいろはすを推してきます。

「飯の後はウーロン茶じゃ」
やはり頑固おやじはこだわります。

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「やっぱりコーヒーはホッとするのじゃ」
伝家の宝刀、頑固おやじギャグ炸裂。
初夏を忘れる寒さです。

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「家の孫はこれが大好きじゃ!」
ちゃっかり孫の好みもアピール。
頑固おやじも孫には優しい。

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ちなみに隣はサントリー
巨大な権力にも物怖じしない。
これが頑固おやじスタイルです。

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南アルプスの天然水は120円。
100円のいろはすを横にしながら、強気のプライスです。
れるわけがありません。
頑固おやじの勝利です。


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そしてサイドには激励のメッセージが!
頑固おやじ、ありがとう!








しかし設置場所はパチンコ屋の入り口。
毎日毎日頑張っちゃダメだろ…

落ち込む自分を論破して陽気な引きこもりになった。

台風が3つも発生しているらしい。梅雨は一向に明けそうもない。朝から憂鬱な気分になった。こんな時こそ前向きになれるテクニックがほしい

色々とやってみた結果、ここに陽気な引きこもりが誕生した。

今後の自分のためにもその流れを書いておこうと思う。

①登山のことを一旦忘れようとした

そんな器用なことはできず、何もしない自分に更に落ち込んだ。

②天気に関係なく山に登ろうとした

経験値が低い上にソロなのだから、悪天候で山に登るのはまずい。台風の剱岳に登り、テントを飛ばされて死ぬほど後悔したのを忘れてしまったのだろうか。

なんだか更に落ち込んできた。

早々に次の作戦を練ることにしよう。


③落ち込む自分を論破することにした

失敗した場合に奈落の底に落ちそうだが、もはやこの方法しか道は無いと思われる。

落ち込む自分を論破して、心の底から陽気になってやる!

他人を説き伏せるわけではないのだから簡単なはず。



30分ほど冷めた心で考えていると、

落ち込むことすら傲慢なのではないか?

という疑問が湧いてきた。

会社を辞めたからといって、技術が向上している訳ではないのだから、悪天候の登山は無謀でしかない。

そもそも梅雨に計画している時点で予定が延期になることは想定済みだったはず。

何でも自力で解決できる気になって悩むなんて傲慢である。調子に乗っているとしか言いようがない。

どうしようもないことに悩むのはよくあることだが、それでは前に進めない。

ならば今できることをやるべきだ。

ぐだぐだと1時間ほど考えて、当たり前の答えが出た。

登山の計画を再び練る、トレーニングをする。読書をする、映画を見る。とことん寝る。

部屋の中でもやれることは沢山ある。

ようやく自分を論破した。

陽気な引きこもりの誕生である。


面倒なことに、この段階を踏まないと自分は次に進めないらしい。

半端な納得感で進もうとするのが一番危険であることは、今までの23年間で実証済みである。

やるべきことが分かっているのに何故か行動できない。

という負のネクストステージに突入するのが一番怖い。身動きが取れなくなる。

 そのためには徹底的に自分を論破して、納得して先に進む。とにかくその作業繰り返しかない。


他の打開策があったら是非教えてほしい。


とはいえ、今の自分はすでに陽気な引きこもりである。前向きな気持ちで梅雨を過ごすことができそうだ。


今週のお題「夏支度」


厳しさが快感を倍増させる。

先日の興奮が冷めぬうちにと、雨が止んだ頃合いを見計らって川に足を運びました。
濁流で近づくのも危ないかと思いきや、意外にも澄み切った水面。


しばらく眺めているとハッキリと魚影が!
お!?またあっさり釣れるんじゃねーの!?
と先日買った瀕死のぶどう虫を投入。
すぐに調子に乗ることができるのが僕の長所です。


師匠の教えの通りにトライすること30分。
魚は全く反応しません。



むむむ!?針が抜けねーぞ!?
まさかこれが噂の…

根掛かりデビューです。
試行錯誤するも抜けず。

気づけばあれが最後の針。
泣け無しの針を地球に奪われ、途方に暮れているところに追い打ちをかけるように降り出す雨。

びしょ濡れになりつつ、ジムニーに避難。

楽しいけれど甘くはない。
そして師匠の言葉を思い出しました。

「釣れない厳しさが釣れた時の快感を倍増させるんだ」

釣りって変態の趣味だったのか…
と、その時は聞き流していたのですが、

釣れなかった上に雨に打たれた今ならわかります。
この状況を経て、次に魚が釣れたなら、その時の快感は確実に物凄い。

ならば、
その快感を求めて突き進むのが人間でしょう!!

釣りという新たな趣味に手ごたえを得た瞬間でした。
僕もまた、師匠と同じく変態なのかもしれません。


近所のおばあちゃんに泣かされそう

近所のおばあちゃんに会社を辞めたことを伝えていない。
これが、最近もっとも気の重いことの一つでした。
そもそも伝えるべきことか分かりませんでしたが、会社員の僕を最も近くで応援してくれていた存在です。
嘘をついてる気がして仕方がなかったので、思い切って話してきました。

こういったことは本来ブログに書かず、心に留めておくべきなのかもしれません。
ですが、仕事をしていない以上1日1日を正直に生き、記録したいと思ったのであえて書きます。

このアパートに住み始めた1年半前、
「引っ越してきたんかい。若くて背ぇの高いのがこんなとこに!リンゴ持ってきな!」
という出会いを皮切りに、
「あんたは害がない!だから野菜あげる!」
「夜も遅くまで良く働いとるねー!カレー食うか!2人前!」

こんな感じで、向かいに住むおばあちゃんは、無条件かつ無根拠に僕のことをベタ褒めしてくれ、引っ越したその日から沢山の食べ物をくれるのです。

一方で僕は、ほうれん草の収穫を手伝ったり、役場に送ったりした以外は、お孫さんのチャンバラの切られ役ぐらいしか恩返しができていません。

バリバリに動けるおばあちゃんなので、基本的に全ておじいさんと二人でこなしてしまうのです。

そんなこんなで1年半が経ち、恩返しするどころか僕は会社を辞め、いよいよ合わせる顔がなくなってしまいました。

ですが、平日の昼間に車も原付も家に止めてある以上、事情を話さないといつまでも心配をかけてしまいます。



考えていても仕方がないので、さきほど伝えてきました。

「実は会社辞めたんです。この夏は山に登ろうと思っていて…」
と僕が切り出し、モジモジしていると、
おばあちゃんは極めて明るい口調で言ったのでした。
「なーんだ、やっぱりそうだったかい。せっかく静岡から来とるもんね。やりたいだけやんな!あんたは根が真面目だからまたすぐ働きたくなるよ!」
と激励してくれた上、
「じゃあ売れない野菜は全部あんた行きだね」
と言って持ちきれないほどの野菜をくれたのでした。

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そもそも自分の根が真面目なのか分からない上に、野菜までもらってしまった僕は、ただただ嬉しすぎて、どうしたらいいのか全くわかりませんでした。

おばあちゃんの期待に応えるためには、やりたいことを形にして、どうにか仕事にするしかありません。

山で生きることだけ決めた。
ならば山で何の仕事をしていくのか。
とにかく行動して、探るしかない。





信州で釣りデビュー。

魚を求めて、信州の冷たい川に突入してきました。
結果がこちらです。
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大学生の師匠2人の指導により、1匹ずつ釣ることができました。
これは自慢なのですが、
一番大きいのが僕が釣った魚です。


無知なりに存分に楽しんだ後、釣りを通して魚のことを持っと知りたいと思ったのでした。

なんだか意識高い系っぽい発言になってしまいました。
僕という人間はすぐに調子に乗るのです。とっとと勉強することにします。

とりあえずピンクの斑点が出てるのがアマゴ(これはTwitterのフォロワーさんに教わった知識)

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釣りとは関係ありませんが、ガサガサにも挑戦しました。
カジカガエル?、トノサマガエル、スナヤツメ、ヤンマ系のヤゴなども大量に捕獲!
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その後は源流部まで川を遡っていき、キイチゴで栄養補給しながら魚を探す…という野生的かつメガハードな試みをしたものの得られたものはキイチゴだけ。

最後は邪念を洗い流し、身を清めるために滝に打たれました。

これが「釣り」のベーシックスタイルだとしたら、安易に釣りを趣味だと言うのは恐れ多いことです。
教わる師匠を間違えたのでしょうか。

なんにせよ釣りは楽しい。
過酷さも楽しさを引き立たせるスパイスでしかありせん。
登山との相性も良さそうなので、どんどんレベルアップしていこうと思います!
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自分たちで釣った魚うめぇーーーーー!


そしてこの後、深夜2時まで虫捕りをすることになる…







信州に戻ってきた。

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信州に戻ってきました。
湿気の強い沼津に居たせいか、田んぼを吹き抜ける風がいつもより爽やかに感じます。
中央アルプスは相変わらず雄大で、どれだけ見ていても飽きることがありません。

今回は兄が一緒に来ました。
目的はもちろん、信州の魚と虫。

アパートの中、二人で話していると、突如玄関が空きました。
向かいのおばあちゃんの登場です。
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キュウリの漬け物とフキの煮付けを持ってきてくれました。
見知らぬ車が泊まっていて気になったのでしょう。
部屋を覗いて、兄だと知ると安心して帰っていきました。

いつも野菜や漬け物、時にはおかずをくれるおばあちゃん。
一人暮らしの僕にとっては神のような存在です。

何か恩返しができたらいいのですが…